読書の冬ということで買い込んだ本とか
そろそろ読書の冬がやってきますた。秋はいい季節だけどこれだけさむくなってくると秋はどこかにあったのかしらとしか思えない。寒いのが昔は好きだったがもう今は暑いほうがいい。たぶんどんどんとしとってきたほうが垢抜けるからだと思ってる。人生はバランスだ。自意識カタマリの思春期から青年期にかけてをやってきたからこそのうすまりであると思ってる最近です。
さて、自意識的でない読書(読書は自意識的行為かもしれないがまあ厨二度低いってことで解釈してくれ)が多少は出来そうな頃合いなので冬にかけていろいろ物色してみた。今回はむしろ、いまの俺が自意識的なものが果たして読めるのかということで買ってみたのである。ジャンルはこういう感じだ。
- 世間とかタテ社会とか日本的空気とか甘えの構造系
- 都市社会
- 幸福論
- 孤独系
- 公共哲学
- ミヤダイ
孤独系
自意識系は意外と孤独系しかなかったかもしれない。とりあえず孤独系はこれだ。
- 作者: 鴻上尚史
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2011/02/09
- メディア: 文庫
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- 作者: 鴻上尚史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: 新書
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世間とか〜
これはまあ高校生の教科書的なものを懐かしんでの社会科学だ。
- 作者: 阿部謹也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/07/20
- メディア: 新書
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- 作者: 中根千枝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1967/02/16
- メディア: 新書
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あとは甘えの構造と空気の研究である。まあいいや。このへんは読んでなかったからと思ってこの際買った。
都市社会
都市社会系って意外と導入むずかしいのな。ポスモダ建築系とはまた違うし良いガイドが少ない気がした。都市社会学でもなく都市計画となるとガチだしうーんってことでお茶を濁してこれ。
- 作者: 陣内秀信
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1992/11/01
- メディア: 文庫
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都市と社会はここに来てまたチェックしたくなったのでここらあたりは継続して行きたい。
公共哲学
いまさらのサンデルさんですよ。こっそりコミュニタリアン志向になったのでサンデルあたりから読んでみたいなと思ったのであった。帯がリベラリスト宮台先生ですが、たぶん、リベラルとコミュニタリアンはそこまで遠くはないと思う。言葉に引きずられるけど。その差異を見極めたくてコミュニタリアニズムを少し深堀たい時期。宮崎哲弥もちゃんと読んでなかったしなあ。M2今こそ読みたいのにぜんぶ売っちゃったなあ。
これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: マイケルサンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 文庫
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- 作者: 小川仁志
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/11/03
- メディア: 文庫
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はじめての政治哲学――「正しさ」をめぐる23の問い (講談社現代新書)
- 作者: 小川仁志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/17
- メディア: 新書
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幸福論
幸福は人それぞれだが、尺度としての幸福論を読みたかった。
- 作者: アラン,Alain,神谷幹夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1998/01/16
- メディア: 文庫
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- 作者: B.ラッセル,安藤貞雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1991/03/18
- メディア: 文庫
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私的な幸福論を超えた幸福論ってのはあるのかねと。そんな感じで買った。
宮台センセ
むかし読んでた人間としては最近の政敵?との邂逅が涙モノである。芯があった人とは思想信条が違えどいいお相手になっているという感じか。知的プロレス時代の負の遺産ってことなんだろうな。
- 作者: 大塚英志,宮台真司
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2011/12/14
- メディア: 単行本
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あとは電通の子がしにたくなったということで、これを買うことにした。
- 作者: 國分功一郎
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2011/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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それにしてもAmazonプライム神だな。この便利さを知ってしまうと無料期間が終わっても続けそうだ。なつかしのカツマー化するかな。