内田洋行で中原淳+酒井穣対談を見た

対談というか、セッションといえばいいのかしら。酒井さん思った以上に巨漢だった。ジェントル。そしてやっぱり理知的。全然背景しらないけどビービットに戻ってきたというのがへーという印象だった。上司の知り合い会社だった、というだけなんだけど。あ、フリービッドだった。いつも間違える><ビービットは渡辺さんだった。
さて、初めてラーニングバーの構成でセミナーを受けたのだが、なるほどこういうことなのかと。イントロ、登壇者ディスカッション、参加者同士のブレストというか討議、発表、ラップアップ、というのはポスト学生の学習スタイルとしてなるほど、スタンダード化するかもなというようにも感じた。まあ、そこまでかっちりしてなかったので、本家東大ではもっと盛り上がっていたのでありましょうけど。それに中原先生がメインのセミナーではなかったし。
2020学びの風景というテーマでした。#manabinofukeiとかだったと思う。
あまりかちっとしていない設定だったのだが、多様的で土曜日のゆるりとした感じにはよかった。内田洋行本社の2階があれだけぶちぬきとか、びっくりだけどそういやいろいろオフィスはいろいろあったんだった。でも湾岸署のビルはもうなかったんだった。そういや広報のかたに湾岸署オフィスのところ招待してもらってしゃちょうさんのデジタルプレゼンとかみたんだった。もう何年もたってるなあ。
おおまた脱線した。肝心の中身としては、問題提起を登壇者の2人がしてくださったわけなんだが、GreatResetの時代、教育は競争社会を生き抜く知恵(言い方は正確でないかも)という酒井さんの話と、学びのスタイルがチェンジしてUn〜の5つのキーワードでまとめてくれた中原先生の問題提起があった。ざっくりいうと、5つ全部のは忘れたけど、フラット化してるからヒエラルカルな教え込む、的な学びでなく学び合うとかそういうスタイルになっていくだろうとか、教育リソースを教育現場以外からもってくるとかそういう話だった。まあ、実践された学校教育では藤原和博さんとかいるだろうが、東大とかi-schoolでそういう試みをしているとかいうし。
大きな気づきというのは特になかったんだけど、発想幅は広げていくべきなんだなーという土台中の土台は確信に近づいた気がする。あと、カタリバというNPO法人の主催だったのだが、かなり存在感がある組織なんだなというのも聞き知った。背景あまり知らなくてごめんなさいなんだけどパンフレットもらってだいぶわかりました。
ディスカッションではとても幸運なめぐり合わせで、現場の方と、政策決定レベルの方と、クローバリデーションさなかな経営管理担当の方たちとで刺激的なお話になった。3時間って長いようで短いよなあと思った。
個人的には、課長代理時代に「課長の教科書」を読んでちょっと勇気づけられたので酒井さんにあえてご挨拶できたのが良かった。内容は忘れてるので読み返したい><

はじめての課長の教科書

はじめての課長の教科書

そんでちょっと最近のご著書拝読してないのが反省。
あとはなんといっても中原先生の話を聞きたかったのでそれも良かった。被験としてはエッセンスのかけら程度だったのだけど、もっとちゃんと知ろうとするからきっとこのくらいがちょうどよいのだろうと思う。きちんと読み込んでみたい。
職場学習論―仕事の学びを科学する

職場学習論―仕事の学びを科学する

これは久しぶりにアカデミック系の本として読まねばと思ってる。あとはもろもろざっと読んだだけの本たちを読み返さなきゃ。
リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)

リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)

ダイアローグ 対話する組織

ダイアローグ 対話する組織

この方向性の先に、もっとコミットできる学問があるとは思っているけど、自信をなくしてきているのも事実。その理由もそこまで明確になってはいないが、確実なのはまだレディネスたらず、ってことだな。