この内容が一生モノかは知らないが確かに勉強の習慣は一生モノである
というふうに思って読んでいる本。
- 作者: 鎌田浩毅
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/04/03
- メディア: 単行本
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結論から
結構良かった。内容そのものよりもこういう勉強法みたいな柔らかい本で相手の思考をのぞき見するのはフラットになれる。元から憑依体質、もとい形態模写とか結構得意な体質であった。くねった感想でごめんこ。
あとは羅列して見返すようにする
- 場当たり的に学ばず戦略を立てましょう
- およそ京大教授と思えない発言だなあ。まあテーマが社会人のための勉強法ですからねえ
- 必要なのは3つの能力を磨くこと
- コンテンツ能力…知識
- ノウハウ能力…やりかたとか具体的テクニック
- ロジカルシンキング能力…論理的思考
- 小さな現場で小さな満足を満たして成長して行きましょう
- 勉強中は徹底的に引きこもろう。シャットアウトして勉強
- 時間の組み方は人それぞれ。平日こつこつ、週末たっぷりでもどっちでもいいけど、ゴールデンタイムは絶対死守しよう>朝型でも夜型でもいいけど黄金時間を意識する
- 週末の時間は5つの要素を振り分けよう
- オン…人脈作り、勉強、仕事の追い込み
- オフ…遊ぶ、体力づくり
- 名刺はためるだけじゃなくて参考情報とか余白に書いておこう。失礼かもしれないけど、ただの紙切れよりよっぽど生きた名刺になる=>抵抗あるけどそれもいいかも
- 本は「文房具」。かいてよごしてノートにしたほうが身になる
- 俺はノウハウとかこういう本は買わないけど「重い」本とか専門分野とか古典は買おうかなということでスタイル変えた
- 入門書は3冊かおう。新書や児童書をおりまぜるといいよ
- ビジネス書は要点だけでいいよ。最初から最後まで読まないでいいよ=>という教えに原理的に従ってこんな本は1時間弱でエッセンスだけ頂きます(・∀・)
- 本への書き込みはクロスレファレンスでやったらいい。キーワードを抜き出して関連するページを表紙にふっておいたり、検索しやすくする=>リアルタグ付だな
- 名著はさわりだけでも読んでおこう=>いろいろな古典知りたいけど最初はまんがで読破でもいいかなと最近思ってる。蟹工船は読んだ。次カラマーゾフ。
- 新聞を隅々まで読む暇あったら新書1冊嫁=>禿同
- 1紙10分とかでおk=>電子版があるから実際にそういうんができるようになった。日経は読まなきゃな人は有料版はオヌヌメ、と広告担当を外れた俺がいいますよ
- 英語と数学はコツコツ勉強しましょう=>暗記型の社会とかで点がとれてた俺は耳が痛かったので反面教師的にメモした
- クリエイティブな時間は1時間。残りの23時間はこの1時間のためとまで割り切っても良い
- 1時間も45分と15分で分けるとおもしろい。45分ノリノリで勢いつくことやって、15分は難しい問題に取り組むというのは頭の使い方として良いね
- 手紙の効用=>人脈作りの話という感じだったけど、手紙を書く行為最近してなかったのでメモした。あまりまくってるから使いたい。誰に当てるかは問題なんだがー
- あと思考が深まるし書き手にとってもいい時間になるよね。暇人だったのかしらんけど手紙書きまくったらしい「モーツアルトの手紙」とか読んでみよう
- 勉強仲間つくるといいよ。2よりも3だけど5くらいが上限かな
- 勉強仲間作るには努力いる。エネルギーお金を投資する必要があるよ=>たしかに勉強会メンバー集めるのは時間と忍耐と勇気がいった。宝ものだ。
あとは5年後の目標を決めてブレイクダウンして今日の予定を決めようとかあったけど、尤もなんだけど今そういった目標の無理矢理な設定が精神衛生に良くなかったなという反省があるので、ゆるく先を考えつつも、目前のものに集中するフェーズとは思っている。仕事変わったばっかりだし、仕事でやることもちょう興味に関連した勉強なのでそれをやることが結局は近道なのかもと思い始めている。
書評というより、読みながら思ったことのメモになった。まあ身になるアウトプットを考えたらひとりよがりにはなるものでありましょう。