「人生の特等席」を見た
今日は映画の日らしい。いつも毎週映画に行くし、レイトショーも多いのであまり意識していなかったが、結果的にお得に観られた。イーストウッドの映画はたいてい欠かさず見ているので「人生の特等席」を見た。
ちなみにこの映画である。しかし映画のサイトってほんとみないな。もともと映画プロモーションやっていたけど観ないんだから申し訳ないが。
【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|人生の特等席
イーストウッドも82歳か。だからいつもこれが最後になるかもしれないと思って観る。
今回の作品は監督ではなくてプロデューサーだった。心なしか、演技に注力しているように見えるという気のせい。役者は皆上手い。意外とジャスティン・ティンバーレイクの演技も良い。
イーストウッドの映画は、終盤前にふと秘密が露呈されるような展開が多いきがする。今回もそうだった。それなりに癖のある設定からさらにふと、大胆な秘密の吐露。終わりは…いつも絶妙だ。ストーリーテリングってこういうことだねと思える。期待にもれず、ハリウッド的というよりは文学的と感じる作品だった。
嗚呼、それにしても映画評ってやっぱりうまく書ける気がしない。書こうと思って意識して映画評読んでないからなあ。映画を見ながら、青山真治と阿部和重とあのあたりの映画評って最近どうなってんだろ、とか思っていたのであった。
この本は大学時代にしっかり読み込んだ、つもりだったのだがなー。