悪の教典を見た
休みは久しぶりにやるべきと思っていたことをなにもしない感じで過ぎていった。講演会も行かなかったし、やる予定だったこともしなかった。心境的にやるべきことなんてないんじゃないかと最近思い始めたこともある。
と、そんな中でもやることは映画を見ることである。見てなかったHuluを使ってマトリックスを観たりして、なにしてんの感があり、続編を見たくなってマトリックスリローデッドを見たくなり、TSUTAYAへ行くも、すでに借りられていたので仕方なくAppleTVで課金して見るなどした。その後に部屋からDVDが出てきたので泣けた。NHKで来週やる予定としってさらに泣けた。
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そんなご愛嬌がありつつも、前売り券を買ってしまったため、悪の教典を見に行ったのであった。エヴァも見ず、イーストウッドも見ず、妻夫木くんも見ずに伊藤英明のマジックぶりを見に行った。
FREECELL 特別号9 伊藤英明『悪の教典』総力特集 三池崇史、二階堂ふみ、染谷将太、水野絵梨奈、浅香航大、KENTA 62484‐57 (カドカワムック 453)
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なんでも100万人の動員とかだそうだ。いつも映画の動員数ってえーそんなにグロスあんのかよとか思うのだが、スゴイことである。日曜の最終回でも有楽町はそこそこの入りがあった。
本当にそんだけの興行成績であるとしたら、この映画が100万人入っていることに考える価値がありそうである。伊藤英明の怪演は見る価値があるが、果たしてそこまで見る価値があるか…という気がしないでもない。学校モノで人が殺されまくる、ということでバトルロワイヤル的な楽しみ方なのだろうか…
殺しまくりでカタルシス、という映画でもなく、基本的には後味悪い系だ。あとで食ったカレーうどんも後味悪かったくらいである。殺しの美学は多少あった。BGMつきでショットガン撃ちまくるとか。グロいカットはあまりなく、ホラーというか人が死ぬリアリティ重視な面を感じた。
あと導入は伏線示すのに丁寧というか、ちょっと間延びかと思った。ハリウッドに慣れすぎて最初の15分で一山、というのに慣れすぎたかなあ。これは個人的反省であるが。
やはり映画を見て友とかたらうとか包摂であるので、そういうのもやってみたいのである。少しずつ青春時代回帰である。