連休ふりかえり
6日から仕事初日である。かつ7日から5日ほど南国へ消えるので、そのあいだは日記つけれないかもしれないのはいいとして、とにかくこの冬休みをふりかえりで書く。
今回はとにかく孤独の時間を自らつくろうとした点もあって、帰省もせず書を読み暮らす暮らしを試みたのであった。きっかけとはなっていないがまさにこの本が提唱していることを人為的につくりだしたところもあった。
- 作者: 鴻上尚史
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2011/02/09
- メディア: 文庫
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- 基本的に理解力が遅い。自分の能力に期待するな
- 専門書は休みに読む小説のようなカタルシスを与えるものとは等価ではない
- 乱読は好きだがなにかの柱を作りたいのであれば、もう少し専門特化して深掘るフェーズである
というあたりのことだった。
良かったことは日記の習慣があったことで、振り返ろうと思えば読んだ本の記録くらいは振り返られるということだった。とはいえ、弱い。ログはログとして残そうと思わなければ繰り返し出来る内省のためのものとはならないなというのは最近を通じて実感していることだった。スタイルはひとそれぞれだろうが、アウトプットしながらかつ何度も触れるきっかけになるようなしくみをつくらないとあまり深化することもなさそうだ。あとは対話の場を持つことが大事だなということは思うことで、そのために学びの場を設けるということはやはり必要そうである。大学院にきちんと通うための礎にしてみたいものである。
昨年はもう振り返ったが、ものすごく貴重な年で、大げさに言えば諦めないことで人生が大きく拓けた年だった。チャンスだとしたら、大きな流れはつくれたので、どれだけそのきっかけを広げてやることかということだ。広げたいものである。
そして、うっすら感じている大事にしたいことは「贅沢」を体感できるようにすることである。これは暇倫のワードであるし、自分風に言い換えれば豊穣さを感じられる能力を高めたいということである。それは感性であったり、前提知識であったり、理解のための姿勢のもちようであったりである。教養人を志向する、ということかもしれない。そういう意味において、前エントリで絶賛した暇倫の内容は、少し前の『新教養主義宣言』の序文に通じるものがあるのかもしれない。
- 作者: 山形浩生
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/04/01
- メディア: 文庫
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あまり褒められもしない結論だがどんな人間と付き合うかが俺は他人の3倍くらい重要なのだろうと思った昨年でもあった。選民思想かもしれない。だが、はっきりいって人は誰もがそうで、そういう批判をしている人はいうほどいないような気がした。付き合う人を選べとかいう経営者がいいそうなことはよく聞くが、誰とも仲良くしましょうなんて小学校以来のドグマでしかないのかもしれない。
- 作者: 橋下徹
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/07/23
- メディア: 単行本
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連休ふりかえりから大きく逸脱したが日記なので良いと紋切り型でいつものように終える。
とりあえずは、読まなきゃいけないなとか思っていたものが3割くらい読めたので、この辺で打ち止めにしてもう少し方向性を読書に持たせようとか思った次第だった。マンキューはそこそこに目指すほうの力育成にシフトします。シフト。経済学概念にもあったなあ(無限ループ)