『ソーシャル・ネットワーク』試写会に行った

SPE(Sony Pictures Entertainment)さんのご厚意で映画『ソーシャル・ネットワーク』の試写会に伺いました。Twitterで書いてくれたら嬉しいです、ということを担当の代理店の方はおっしゃっていましたがせっかくのご厚意ですし自分の整理も兼ねて記録として残しておこうかと。どうせTwitterにフィードされるし、それに最近Twitterもそんなやってないし。ついでにブログに書けばFacebookにも通知行くし、まあせっかく見せてもらったんだもんそれくらいはと。
ソーシャル・ネットワーク』はかねてから見たかった映画なので非常に嬉しかったわけなのですが、まだ公開前だし、ネタバレラになるといけないのでプロットは書きません。つうか記憶力悪いのでもう1回みないとです。忘れてます。
ですが、映像のクオリティ、音楽は個人的にはかなりツボだったし、そのツボは結構いろんなひとがはまりそうなのでオススメしたい人はこんな人なんじゃないということを書いてみます。
ひとまず、見たほうがいい人は

あとはやっぱり

  • Webサービスとか、ネットメディアとか、プラットフォーマーとか、まあなんでもいいんですが営利会員サービスな会社の人は必見では。
    • 自分らなりの見方が出来るから見ないともったいない
    • 創業してなくても自己投影して見える面があるなあと思ったり

個人的に見返すなら

本筋では知らなくてもいいんだろうけど、Harvardが舞台になったり、アメリカのエリート文化、みたいなところも話に少し関連したので、WASPとかアメリカンエリートの背景とかを少し知っとけたらもっと楽しく見れるかなと思いました。越智道雄先生の本がためになると思います。昔読んだのだと

とかにあったと思う。だめだなーこのへんに関連した卒論に書いたのに忘れた。

Fecebook自体とはまた別の話?みたい

それになにより、Facebook自体の成り立ちをもすこし調べておくとなるほどねーと思えるんだろうと思ったです。いわゆる"実話を元にしたフィクション”というやつなんで、実を知りたい人がこの映画を見て学ぶことは違うかなと。監督も「ドキュメンタリーではない。実在の彼らの模倣では意味が無いから」というようなことを言っているようですし。
原作となったのがこれのようなので冬休みくらいに読んでみようかなと思っています。

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結論

僕は見させていただいてよかったです。全米メディア絶賛的な意味とは別で純粋に人間描写のドラマ映画として一級だと思いました。
まあ、興行のことはわかんないけど、日本で、GREEの田中さんがモデルになる映画、という以上のものがきっと今の彼国においてはあるとおもうので、この映画が現在の日本で公開する、ということにそこまで社会的意味があるとは思わないです。FBがどうの、とかどうとかは置いといて、上に書いたのに該当する人とか、たまには硬派系のドラマもみたいわ、という人は1月公開らしいので正月明けに劇場に行かれるのがいいかと、『エクスペンダブルズ』で脳みそまで筋肉な映画を見たばかりの俺の感想です!!1