今週のお題:私の転機

はてなに入った事、というのはみんな書きそうだし、自分ももちろんそうなんですけど、今までに転機が３回くらいあったような気がします。
1.小学校３年生のころ
2.高校２年生のとき
3.はてなにはいるとき

小学校３年生の転機

10歳くらいで転機もないもんかもしれませんが、それまで内気で自信が全くない自分だったのを、ベクトルをぎゅんとまげてくれたように思います。中根先生、という存在が。
不思議な先生で、なにを教えてもらったのか覚えてないですが（笑）年配なのに、校務という役割で自分から現場を選んで生徒に接してくれた先生でした。キャンプにつれていってくれたり、ドライブにつれていってくれたり。おそらく、自信のないままで成長すると、人生があぶない方向にいくんじゃないか、と心配してくれたんだと思います。ぐれたり、うつになったり、というのは、僕はだれでも隣り合わせだと思います。特に幼少期は。人としての尊厳をもつために、いろいろ連れ出してくれる事で自信の土台をつくってくれた方だと思っています。そして、なぜかうちの祖父と仲良くなったり、不思議でした。人生の大恩人です。僕は、たいてい上司や先生に恵まれていて、それはほんと幸せなことだと思います。

高校２年生の転機

これは、ちょっと前のエントリにも書いた、THYME清水くんとかとやったバンドです。正確に言うと、MTVでoasisの「Roll with it」を見た瞬間に人生がかわりました。間違いなく。ある日に、テレビの最大音量でPVを1曲とおして聴いてみました。ばあちゃんが驚きました。次にかかったレッチリがさらにやばかったのがいい思い出です。（「warped」だったと思う）

oasisといえば、このアルバムでももっと有名な曲があるし、この曲ってのは珍しいかもしれませんが、でも、blurと頂点対決をした、歴史的な曲でもあり、その熱狂は映画「LIVE FOREVER」で見る事ができます。文化事象なのです。

LIVE FOREVER [DVD]

oasisは、最近はそんなに聴かないですが、僕が高校生だったときは、CDがこわれるんじゃないかってくらい聴きました。数千回聴いて、バンドでコピーもしました。去年、ロンドンにいったときに「(What's the Story) Morning Glory?」のジャケットの道（beriwick street）でこのアルバムを買い直しました。残念ながら、ジャケットの店ではないようで、「シスターレイ」というお店になっていましたが。

(What's The Story) Morning Glory?

で、oasisからもらったのは、「姿勢」ですね。アティテュードとかいうと、ロック的。ここまで向こう見ずではないですが、以後、経験主義というか、幼少期の内気さの対極に振れていきました。バンドを組んだのもそうだし、絶対に受験しなかっただろう東京の大学を受験したりして。そのおかげで、こんなとこまできました。いやあびっくり。

はてなに

はてな、についてはまだまだ語ることはできないけれど、ここに至ったプロセスは自分のなかで結構明確で、いつか、きちんと文章にしたいと思っています。

と、転機について書いてみましたが、誰にでもそういった転機があるんだろうなと思うと、人に興味がわきますね。あんまり普段考えないので、いい機会でした。