考えるたのしさ、知るよろこび

タイトルはふと思いついたものです。が、転職してこの仕事になって、ようやっと、この言葉の入り口くらいにたてたかな、と思っているのです。
まあ自分の造語なんですけど、はてなのサービスとか文化って、この考えとマッチングしてるような気がします。
自分は、前職では責任者めいたことをやっていたわりには、反射神経でこなしていて、きちんと思考し、仮説だてる、ということをしてませんでした。と、いうことをしこたま痛感しました。仕事や会社によって、必要な能力って全然別物なんですよ。まったく。転職しようと思っている人は、よーく観察して考えた方がいいですよー(といいつつ、後悔しているわけではありませんよ。むしろ伸ばしたい力が伸ばせる環境でありがたや)
企画書が書けないんですよね。最近は、なんとかつくれるようになってきたかな、と思いますが、自分のパターンとかスタイルが定まったくらいで、深みあるアイデア、考えまでいけているかとまだまだ疑問です。フィードバックを部員や上司にもらって、前進するということが大事な時期かと思います。と、副社長の川崎からトラックバックをもらって、彼のダイアリーをみていて、触発されて書きました。
大前研一さん『「知の衰退」からいかに脱出するか?』 - どうもyukawasaです
大前研一はよくたたかれる人ですが、やっぱ頭いい人なんで、いいこといいますね。彼の旅ものの本はトンデモでおすすめです。
で、読む時間の5倍は考える時間にする。というのは、倍数の差はあれ、考えることに重点をおくべきだってことには賛成です。行動主義、というのは、間違えばノータリン、とまではいわないけど、行動そのもので満足しちゃうもんですよね。若いうちはそれのほうが大切だと思うけど、年齢を重ねるにつれて、きちんとシフトしなきゃいけないんだろうなと思います。この考えは、小宮一慶さんも書いてましたね。関西ではちちんぷいぷい出てまして関西人のおじさんだとおもってましたけどいい本でした。

考えるのが楽しくないときもあるけれど、そして、知るよろこびって普段意識しないんですけど、そう感じられる瞬間が考え抜いたーって思えるときとか、知らなかったことを知れたーってときに感じられることはすばらしいことで、それがはてなに入って増えたなーって思えたので、よい循環で成長できたらなと思ったのでした。
コール&レスポンス。ロックの基本だぜ。