2013元旦(ちょい過ぎ)

2013年、友達の家でとりたてて何事もなく明けた。
寝て起きてからしっかり考えるつもりだが、シームレスに、でも少し新しい気持ちで2013年は歩みたいと思う。ホップステップジャンプの、ステップの年にしたい。ホップは去年、ビックホップすんだし。

あと忘れないようにと思ってメモるのがめんどくさいのでこちらに書いておく。
プレッシャーを楽しむ。これは、はっきりいって自分の心情的にはいままで信じられていないコトバだが、これが実感できるようになれば一歩成長かもしれないと唐突に思った。

結局、オトナなんてなにかしらdisられるものだから、disられてもそれを前のめりにいなすことが出来れば、それはプレッシャーを楽しむことなのかもしれないと思う。

『採用基準』で読んだ読書感想文だけど、リーダーシップ=当事者意識=参加⇛強度在る存在という図式が出来上がったので、リーダーシップは強度、と読みかえて今年は良いアスペぶりを発揮したい。

今年はきっとはてなブログへトランスポートしますが、めんどくさいのでダイアリーでスタート。成せることの次元を一段階あげたいと、今まで以上に思う。

GREAT3とGRAPEVINE対バン

iPhoneからなのでさっくりと記録として書いとく。久しぶりにバインみたいなあと思っていたらGREAT3と対バンとかいうことで、おーとおもいついクリッコした。まだグレートさんやってたのかーとおもっていたがどうやら9年ぶりのライブらしい。高桑は脱退し、ヤンという22子が入っていた。
あんまし熱心じゃないから調べてないが、まだ、ベース始めて六ヶ月とかホントかよ?

グレート3は往年の名曲はやはり上がった。が、感想は片寄の歌唱力は…であった。まあ予想してたけどさ。そういうバンドではないと思いつつ。拾い物は元ニール&イライザの堀江がめちゃかっこよかったこと。ハイエイタスとか知らないけど。あと白根賢一のドラムはボニピのサポートより断然いい。やはりバンドのドラマーなんだな。

あまり上がる感じではなかったが、記念行事的イベントだから良いのだ。

そしてその後のグレイプバイン。久しぶりだが、バインのライブはおそらくフタケタは行っている。最前列で見たこともある。タワレコの実質メジャーデビューライブも見た。いわば青春の二人三脚相手だ(何

バンドとして、かなりのキャリアを感じる。バランスも良いサウンド田中和将のボーカルがまた太くなってる。震える声だ。アニキのギターは俺は長田さんより好きだ。リズム感、サウンド、フレージング、ますますセンス高まってる。亀井ドラムは相変わらずのイモっぽさ。だがそれがバイン。タンタンとタイトに叩いてる。黒い感じ。

ボーカルを聴いてソウルに生命を感じるバンド(シンガーじゃなく)って最近年季バンドしかないなあと思った。田中や民生、大御所ミスチルとかそうだけど。やっぱり人気の理由ってありそうだ。

年末はこれから坂本龍一中村一義とバンドづいている。忙しいけど行くのである。坂本龍一は偶然ふってきましたが。

音だよなあ。やっぱり。学びとか職場とか言っても、原始的な強度を感じるのはやっぱり音楽。いい音楽を聴きたいものだ。

iPhoneなのにながながと日記o(^▽^)o

ブログと書きやすさ

ちょっとしたメモをプライベートブログに書きつけていたんだけど、どうもダイアリーよりもはてブロのほうが書きやすくてモダンだなあと今更に思った。最新の環境だったら当たり前か。以降は早いというからいいねとおもうけど、ダイアリープラスでもっている複数ブログでの共同執筆を始めてしまったからそれが困りそうだ。
プラスはひと月980円…というのは元はてなーがいうのもなんだけど、少し敷居が高いなあと思う。。ダイアリープラスとの差が…

独自ドメインとかはいいしブログプラスに求めるものは共同編集と欲を言えば広告非表示、ということでそこまではないといえばないのかもしれないが…

自分の日記以外にひとつやってみたいこともあるので、いろいろブログなりグループウェアを見ているのだが、これっていう決め手がなかなかないんだよねーという感じ。。でもネットにログを記載するというのはとても大事だと思う。出来ればつぶやきLevelじゃないもう少し深いものとしての日記とかブログが。

007スカイフォールを見た

連チャンで映画。とにかく最近は休みになると映画に行ってばかり。ストレスが多いのかしら。

ヒアロディープパッチ口コミ!危険?効果?調査&辛口まとめ【たるみ】
日劇では日曜日で22:30終わりだというのに7割くらいの入りであった。1000席弱だから、満席続きだと1回100~150万円として1日で500万円くらい売り上げる?のかしら。

今回は俺が卒論を書いた作品『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞をとったサム・メンデスが監督ということを知ってちょう楽しみにしていた。

アメリカン・ビューティー [DVD]

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期待通りの映像美、脚本も良いようだ。しかしきちんと爆破シーンもあり、アクションもある。さすがだ。おさえるところは抑えている。

ボンドカーはなんと久しぶりのアストンマーチンDB5だとか。むかしはBMWになったりしていろいろと文句も言われていたようだったが。今回のボンドカーはそこまで厨二的な機能ついてた感じでもなかったけど。
映画007最新作『スカイフォール』…最も有名なボンドカーを起用 | レスポンス(Response.jp)
クルマといえば、冒頭でアウディをぶっこわし、ビートルを潰しまくるシーンがあって、なんかドイツが仮想敵なのかしらと批評的な視点を持ってしまうね。フランス車じゃないのかーとか(違


ボンドガールは…まあ見てからご判断頂きたい。いいのかなーと個人的には思ったが。。キレイでステキな女優さんでしたが。

なんといってもダニエル・クレイグ。なんかいいんだ。決まりきらない感じがかっこいい。ちょっとロートル扱いされているところもあるんだが、まさに…というようなところもある。スーツはバリっとかっこいいしもちろんいい役者なんだけど、ピアーズ・ブロスナンのようないけすかないスマートさはなくて、そこが逆に好感もたれるように思える。

軍艦島が下敷きになったロケ地もあって、映画のCMに軍艦島の観光CMまででるしまつ。あとオメガのCMとか。映画館のCMってのはいいね。力入っている。


たいして007を追いかけていない自分だが、楽しめたし、もう1回見てもいいかなと思えた。やはりサム・メンデスの映像は好きだ。カットなのかな。そんなにシネフィルぽく観ていないのだが、映像の力というのはあるようだな。デートでも楽しめるだろうし、映画好きにも観るところはあるとおもいます。大作ハリウッド的すぎないというか、そういうのはまた、ダイ・ハードが来年にあるらしいのでそれに期待したいものであるな。

「人生の特等席」を見た

今日は映画の日らしい。いつも毎週映画に行くし、レイトショーも多いのであまり意識していなかったが、結果的にお得に観られた。イーストウッドの映画はたいてい欠かさず見ているので「人生の特等席」を見た。

ちなみにこの映画である。しかし映画のサイトってほんとみないな。もともと映画プロモーションやっていたけど観ないんだから申し訳ないが。

【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|人生の特等席

イーストウッドも82歳か。だからいつもこれが最後になるかもしれないと思って観る。

今回の作品は監督ではなくてプロデューサーだった。心なしか、演技に注力しているように見えるという気のせい。役者は皆上手い。意外とジャスティン・ティンバーレイクの演技も良い。

イーストウッドの映画は、終盤前にふと秘密が露呈されるような展開が多いきがする。今回もそうだった。それなりに癖のある設定からさらにふと、大胆な秘密の吐露。終わりは…いつも絶妙だ。ストーリーテリングってこういうことだねと思える。期待にもれず、ハリウッド的というよりは文学的と感じる作品だった。

嗚呼、それにしても映画評ってやっぱりうまく書ける気がしない。書こうと思って意識して映画評読んでないからなあ。映画を見ながら、青山真治阿部和重とあのあたりの映画評って最近どうなってんだろ、とか思っていたのであった。

ロスト・イン・アメリカ

ロスト・イン・アメリカ

この本は大学時代にしっかり読み込んだ、つもりだったのだがなー。

ひさしぶりにお題に答える。「今年中にやっておきたいこと」

今週のお題「今年中にやっておきたいこと」ということがお題ということで久しぶりにかいてみよう。

といいつつ、あまりない。節目として今年一杯、という感じではないのであった。
抽象的に言えば、「文学」ということをあらためて考えてみたいこのごろである。ここ最近、急に浮上してきた。


文学。ほとんどのビジネスマンに全く無為なものとして思われている。気休めとか、女子供(って蔑称だよね)が読むものとか思われて、その上澄みでそこそこ偉い経済学者がストーリーが大事だよとか来たもんだ。ストーリー=文学というわけではないが。

ビジネス理論だってすぐに役立たないけどMBAとかでは必須だし、仕事で使えて役立ちました!みたいな人もいる。俺はあまりそういうシーンはないけど、それでも企画書を書くときにAIDMAとかフレームワークは便利でつかったりしたし。学問、理論が役立たないというわけではないというのはまあそれなりに妥当性もって言われている。理論から学ぶのは難しいが…

そこへきて文学。ぶんがくぶ出身の俺としては擁護するどころか、ネタにしかしていない。へへへ、どうすか?俺、ぶんがくぶとか入っちゃって大学時代は遊びまくったっす、みたいな感じ、とまではいわないけど、まじめに授業にでたとは言いがたかった。勉強、なのか知らないが本ばかり読んでいた。そのなかに、文学も多かった。


今は全く読まなくなった。なんだか、ハマったら逃避しそうで怖い気持ちがずっとあって、春樹新刊ですというときくらいしか読んでいなかった。それも、ざーっと流し読んで、なんだ1Q84ってブームだけど、ハードボイルドワンダーランドのような凄さがないよ、とかって解釈した。だからといって、ビジネス書をバリバリ読めばいっきに仕事が出来るようになるというわけではないのにね、と最近やっと思う次第だけど。逃避としてのビジネス書読書を相当にやったから。そんでやり続けているから。

ビジネス書を読むと、元気が出る。まるで抗生物質だと思う。経験値溜まったように思ったり、気づきなるものがあったように思ったり、スライムレベルでも倒していけばいつかはLevel99、というような気持ちにもなる。でも、そうでもない。

長期的には、だんだんと死に至るという感覚を覚えるときもある。なにかを殺して、上書きをしようとしている気持ちがしている。自分の教育、洗脳、弱い自分の忘却だ。

ここに疑問がわいてきた。適応が大事、適応するには今までの自分を上書きしていくこと、と、大リーグにいた長谷川の本を読んだ時に強く思って、原理原則のように思ってきたんだけど、ほんとうにそうなのだろうかと。


「文学」と言っていいのかまだ全くわからないけど、コトバによって動かされる、エネルギーを持つ感覚が文学に接していたころにあったと思う。懐古かもしれないけど。せっかくなんで、12月をメドにそのあたりを見極めたいものだと思う。

とか思ってたら、在る筋からもらったゲンロンエトセトラのインタビューに、文学は危機に際しての思考なのだ、とあってなるほどと合点がいった。そして、コミュニケーションの観点から「文学」が実利的に必要とされる局面がありそうだとあった。誰もが弱みは見せなかったり、感受性がビジネスどっぷりでとらえられなかったりであるけれど、こういった「文学」に代表されるなにかが、必要なのかもしれない。

とにかく、最近思うのは、みんな目に見えるものしか、証明出来る、と共通理解されそうなものしか価値をおかない(おけない)ってことなんだろうと思う。わけがわからない、説明不能、なものしか頼れない。みんなはどうかしらないが、自分が最近、動物的な知識欲(これはいいことでなくて、イメージ的にはヒロポンを注入し続けているイメージだ)で読書していたが、読書のかたちを、もう少しかたちを変えなくてはならない気がしている。それこそ、自らの危機かもしれん。自分の分、というものも鑑みて禁忌としていた、「文学」的な方面も試していこうと思う。


…なんか、ここに書く言葉は、どこかでみたよね、と尊敬するひらつかさんから言われたことがある。文学ってそんな感じだよね、ということを言われて、トンデモナイ、俺、なんちゃって文学だから文学なんて言われると狂ったモンスターみたいな文学野郎がそばにいた学部だったから申し訳ない、と思ってたんだけど。それこそひらつかさんが先輩だったし。

あんな読ませる文章を書いてみたいものだなあと、どんなビジネス書読んでも思わないけど、思ってるんですよ、と。

文学部がなくなる日―誰も書かなかった大学の「いま」 (主婦の友新書)

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